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動かしても痛くないけど、じっとしていると痛い

◇動かしても痛くないけど、じっとしていると痛い

・血流が滞って出る痛み

動かすと痛い、という時は、痛みを自覚しやすいですが、じっとしている時に痛い、ということもあります。
むしろ動かすと気持ちがいいくらいです。

痛みの感じ方はいろいろありますが、主に痛みが出る時は、気血の流れが滞っている場合が多いです。

中医学では血液が血管からあふれ出て、体内のどこかで滞って固まったものを、「瘀血・おけつ」と言います。
その「瘀血・おけつ」が固まって、生理機能を障害するものを、「血瘀・けつお」といいます。

血流が滞って出る痛みは、ピンポイントでここが痛い!と、痛む場所がわかりやすいのが特徴です。
神経痛や、動かしてビビッとするような痛みも瘀血の痛みだとされています。

血管から外にあふれ出た血液が固まったもの、なので、アザも瘀血になります。

生理痛の痛みの中でも局所的にキリキリ痛む時なども、瘀血がある可能性があります。
そんな時は、経血にレバー状の塊が混じることが多いです。

・どうして瘀血になるのか?

血が血管からあふれ出る理由はいろいろあります。
まず、打撲。ぶつけたりして、アザになったもの。

血流が悪くて、血管内に溜まってやがて破れて出たもの。

それから血管が弱くて、血液を血管内にとどめておけない時。
これは中医学の独特な考え方ですが、「気虚・ききょ」と言って、エネルギーである気が不足している時に起こりやすいとされています。

また熱が体内に籠り、血流が早くなりすぎて血管を破って出てしまった時。

さらに気を作る臓器である「脾・ひ」の働きが悪く、気を生産出来ないと、そもそものエネルギーを作れないので、気虚を促してしまうこともあります。

・対策

瘀血の対策は、血流を良くすることにつきます。
血流は気の流れがスムーズだと速やかに流れるので、気の流れが滑らかになるように、気の流れを調節する臓器である「肝・かん」の働きを整えることが大切です。

そして、もし熱が籠っているなら、その熱を取り除いたり、熱が籠った原因に対して、また更に対策を立てることも必要になってくるでしょう。

また冷えも気血の流れを悪くします。川の水は、寒くなるとシャーベット状になって流れが遅くなるようなイメージです。冷えで瘀血になっている時は、温めると改善されることが多いので、体を冷やさないようにする工夫が大切です。女性は特にお腹や足首を冷やさないようにする事が、女子力を長く維持する秘訣です。

慢性的な疲れを感じていたり、息切れやめまいが頻繁に起きるようなエネルギー不足の症状がある時は、要するに体力がないということなので、内臓がそれぞれ十分に働けるようにするために、まずエネルギーを作る臓器である脾が元気であることが大前提でもあります。
胃腸の調子が悪かったり、食欲がないという状態がずっと続いていたり、暴飲暴食や睡眠不足、ストレスもすべて気血の流れに影響しますから、まずは1週間というスパンで食生活のバランスを取るところから改善していくといいでしょう。

 

 

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