中医学カウンセリング

◇心だけではない、からだ全体を診るカウンセリングとは?

・四診(ししん)

中医学では、
体は自然界の一部だと
捉えているため、

例えどこかに
異常が出て、
西洋医学的には
病気だと判断されても、

病気だけではなく、
その原因や過程を
体内だけでなく
環境や食生活にまで
範囲を広げて検証します。

そのもっとも
基本的な検証法を
四診(ししん)といいます。

中医カウンセリングは、
この四診を中心にした
カウンセリングです。

四診とは、
見る(望診)・聞く、
嗅ぐ(聞診)・触れる(切診)
・問う(問診)の
4種類の質問形式の
ことです。

 

・見る・望診とは、
姿や形、色、質感など、
視覚による情報を
集めたものです。

例えば、
背が高いのか低いのか、
肥っているのか
痩せているのか、

男性女性、年齢、
顔色、肌の色、質・・・

そしてもっとも
重要なのが、

舌を診ることです。
舌は内臓の今の様子を
現す場所なので、
とても雄弁です。
見た目は何とも
なくても、
自覚がなくても、
舌は正直に体内の様子を
物語ります。

 

・聞く嗅ぐ・聞診は、
音を聞くことと、
臭いを嗅ぐことです。

声の高さ、大きさ、
力強さ、質。
かすれているか、
滑らかか。
また臭い。

聞くとは臭いを嗅ぐ
意味もあるので、
体臭や口臭、
排せつ物の臭いなども
体内の状態を知る
一つのヒントになります。

 

・触れる・切診は体の質感。
固く張りつめて
いるのか、
柔らかく
ふわふわなのか、
浮腫んでいるのか、

また触ったところが
痛んだり、
くすぐったかったり、
触られたくなかったり。

痛んだ場所が
どんな場所なのか?も、
重要なポイントです。

内臓と繋がっている
経絡(けいらく)という
気の通り道が
近くを通っていないか、

ツボと言われている
エネルギーの出入り口、
経穴(けいけつ)は
痛まないかなどです。

また、重要なのは
脈診です。
脈診は左右の手で
それぞれ3カ所を取り、

左は心・肝・腎
右は肺・脾・腎

の情報を
得ることが出来ます。

ただ脈診は、
正しく取れるように
なるには経験が必要で、
セラピストでは
脈診は出来ないので、
中医カウンセリングでは
脈診は使いません。

 

・問う・問診は
そのまま、問診です。
仕事や家族構成、
生活環境、
食事の好み、
便の状態や睡眠など、
細かく知ることで、
どんな環境にいるのかが
わかりますし、

特に体を作っている
食事の情報は
なにより大切です。

これらから得られた
情報を元に、
病気そのものと同時に、
何が原因で、
どんな経路、経過を経て
今に至ったかを見極めて、
施術に生かしていきます。

つまり、漢方(中薬)や鍼灸、
そして推拿を、

どのような施術法、
施術方針で臨むかは、
まずこの四診から得た
情報が元になります。

 

・体質を知ること

この四診から得た情報で、
体質を知ることができます。

巷にはいろんな健康法、
治療法がありますが、
一人一人体質は違います。

本来、この体質に合わせて、
施術方針や治療方針は
違うのが当たり前なのですが、

西洋医学では、
人それぞれの体質ではなく、
病気の特性に合わせた、

いわば「対症」
が主流ですから、

その病気の特性から
はずれていると、
対応できないということが
起こってしまうのです。

ですが病気の特性
にではなく、
一人一人の体質に合わせた
「対証」なら、

出来ない、原因不明、
ということはありません。

そういう意味で、
中医カウンセリングは
既存の考え方や
仕組みとは違った
ものですから、

体質を知る
ということには
とても大きな意味がある
と考えています。

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