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自律神経機能を整える太極拳

◇太極拳養生塾の太極拳エクササイズ

去年のクリスマスでしたが(^_^;)・・・
私の師匠で上海中医薬大学付属日本校専任講師・中医師の陳雷(ちんらい)先生が主宰する、太極拳講座に参加してきました。
陳先生は中医師としての視点と太極拳養生研究家としてのキャリアの両方を備えていらっしゃるので、説得力満載です。
今回は自律神経の機能失調に対する太極拳エクササイズ、ということでしたので、興味深々でした。

◇自律神経失調症とは?

・自律神経とは?

普段生活する上で、起きよう、とか運動しよう!とか意識してこうしよう、ああしようという動作とは別に、なんの指令を出さなくても、勝手に体内で生体活動を維持し、コントロールしてくれている神経を自律神経といいます。

自律神経には交感神経と副交感神経があります。
交感神経は主に昼、様々な情報からすぐ動けるように常に緊張し、ストレスを感じている時に働いています。
日常生活は交感神経が凄く頑張ってくれているんですね。

副交感神経は主に夜、休息、眠っている時、リラックスしている時に働いています。
昼間の疲れを夜の睡眠で取り除いているわけです。
これを中医学的な言い方をすれば、交感神経は「陽」、副交感神経は「陰」にあてはまります。

・自律神経機能の失調による症状

自律神経は全身の活動スイッチのON-OFFのバランスをコントロールしているので、この機能が失調すると、その症状は部分的ではなく、全身的な症状となって現れます。
頭痛などの痛みの出現から、味覚異常、疲れ目、咽喉の異物感、動悸息切れ、めまい、のぼせ、吐き気、便秘下痢、汗の異常、皮膚の症状、睡眠障害、不安イライラ、やる気が出ない、すぐ悲しくなる・・・などの精神的な症状までいろいろです。
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・太極拳による自律神経機能の調整

西洋医学では主にお薬によって交感神経や副交感神経の働きを調整しますが、中医学の考え方は、そうではありません。
どのような症状があろうとも、その症状に振り回されるのではなく、症状がないフラットの状態に近づいていくように調整していきます。

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つまり生理活動の最も基本的な部分を整えるということです。
そのために、まず

・動作と呼吸に集中する
・ゆっくり、リラックスすることに集中する

自律神経が乱れていると、集中力が保てなくなると言われています。
簡単な動作をゆっくり続けることって、やってみるとなかなか忍耐を使います。
イライラしないように心を落ち着けて、集中して取り組むことが、自律神経の乱れを調整するのに役立ちます。

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太極拳の動作は武術として戦うだけでなく、当然、体を敵から守る、そのために強靭な体を作るといった目的もあります。
そこが健康や養生にも適応できるのです。
敵の攻撃から身を守る動作など普段の生活ではありえないため、初めての動きで普段使っていない筋肉を使ったり、呼吸したりすることになります。
するとそれまで体がどれだけバランスに対して無頓着だったかを思い知ることに・・・(^_^;)

体の重心というバランス、呼吸のバランス、緩急のバランス、イライラと鎮静のバランス・・・。

自律神経を調整するというような、症状に対して何かをする、というのではなく、まず、自分の体の足りていない部分、偏っている部分を自覚して、その差を縮めていくという感じです。

太極拳エクササイズは他にも血行の促進、筋肉の強化、脳の活性化、新陳代謝の促進、アンチエイジングなど健康を維持促進また未病を防ぐことにも使えます。

太極拳養生塾の太極拳エクササイズは、2月から毎月第4土曜日に新宿で開始予定です。
講師は上海中医薬大学付属日本校専任講師で中医師の陳 雷(ちん・らい)先生です。
ご興味のある方は、下記のお問い合わせにメッセージをお願いします。
次回以降の詳しいご案内をメールにてお送りします。

お問い合わせ(女性未病研究所)
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